【2026年3月】資産運用実績|前月比-241万円。荒れた相場を「やれやれ」と眺めていた1ヶ月

こんにちは、コウです。

週末、ソファでくつろいでいると、なんとなくスマホを手に取ってポートフォリオを確認してしまうんですよね。

3月は、その瞬間がちょっとだけ憂鬱でした(笑)

開くたびに数字がじわじわ下がっているのがわかる。
「あー、また減ってる」と思ってスマホを置いてテレビを見る。資産総額が下がっても、「やれやれ」と思いながら、いつも通りの生活を続けるだけなんですが。

投資は「そういうもの」として毎月淡々と動いているし、相場が荒れているからといって何かを変えようとは思わない——今まで投資を続けてきた自分のスタンスです。

今月は、そんな「やれやれ」の3月の運用実績を正直に公開します。

この記事でわかること

  • 2026年3月の世界情勢・株式市場が荒れた具体的な理由
  • WealthNavi・NISA・高配当株・暗号資産・不動産CFなど全ポートフォリオの数字
  • 資産が241万円減った月に「何をやって、何をやらなかったか」
  • 下落相場でも淡々としていられる理由(精神論じゃなく、仕組みの話)


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2026年3月の市場環境

3月は、正直しんどい1ヶ月でした。

一言で言うなら「複数のリスクが同時に重なった月」です。要因を整理すると、大きく3つありました。

① 中東情勢の急変:ホルムズ海峡の「事実上の封鎖」

3月初旬、米国とイスラエルがイランのミサイル関連施設への攻撃を実施。これに対してイランが報復措置として「ホルムズ海峡の事実上の封鎖」を宣言しました。

ホルムズ海峡は世界の原油供給量の約2割、日本の原油輸入の9割超が通過する要衝です。この封鎖宣言を受けてWTI原油先物は一時104ドルを超える急騰を見せ、エネルギーコストの上昇が株式市場全体に重くのしかかりました。

3月下旬にはトランプ大統領が「2週間の攻撃停止」に同意する形での停戦協議が浮上し、4月以降の反発につながっていくのですが、3月は緊張の絶頂期でした。

💡 中東情勢とINPEX(1605)の関係については、別記事でも詳しく書いています。
エネルギー株(INPEX)を7年保有してわかったこと|長期投資家が実践する”正しい付き合い方”

かぞくとあおぞら

INPEX(1605)を2018年から7年間保有し続けた会社員投資家の実体験レポート。取得単価・含み益・YoC(取得コス…

② 株式市場への直撃:日米ともに大幅調整

主要指数の3月の月間騰落率はこのような状況でした。

指数 月間騰落率
日経平均 ▲13.23%
NYダウ ▲3.58%
S&P500 ▲4.63〜5.9%
NASDAQ100 ▲5.98%
ナスダック総合 ▲7.11%

日本株の下落幅が特に大きかったのは、「原油高×円安」という二重苦の影響です。

日本は原油輸入への依存度が高く、原油価格が1バレルあたり10ドル上昇するごとに日経平均を約1,000円押し下げるとの試算もあります。
2月27日に58,850円の最高値を記録していた日経平均が、3月は一転して13%超の急落となりました。

唯一強かったのはエネルギーセクター(S&P500内で+11.2%)
後述しますが、僕のポートフォリオにおいてINPEXがこの局面で踏ん張ってくれたのは、まさにこの流れによるものです。

③ 金(ゴールド)の不思議な動き

「有事の金」と言われますが、3月の金相場は少し違う動きをしました。

月初には1グラムあたり3万305円という記録的な最高値を更新したものの、その後ドル独歩高と利下げ期待の後退から最高値から2割以上下落する局面も見られました。

これはWealthNaviのリバランスにも影響していて、3月17日に「値上がりしていた金(GLD)を売却→下落していた株・債券・不動産を買い戻す」という自動リバランスが実行されています。
「高く売って安く買う」を自動でやってくれた形ですね。

💡 暴落相場でインデックス投資家はどう動くべきか?別記事でまとめています。
インデックス投資で暴落が来たら「どうする?」サラリーマン投資家の判断軸

かぞくとあおぞら

インデックス投資中に相場が急落したとき、積立を止めるべき?買い増しすべき?投資歴8年・資産4,800万円の会社員投資家が…

僕の資産も例外ではなく、3月末時点で前月比▲241万円(▲4.96%) という結果になりました。

ただ、こういうときこそ「長期投資家としての真価が問われる」と思っているので、その記録も含めて正直に書いていきます。

総資産の推移(4/12時点)

※今回は3月末のスナップショットを撮り忘れてしまったため、4月12日時点のデータをベースに記事を書いています。ご了承ください。

4/12時点の総資産

4,823万9,235円

3月末時点(4,618万4,554円)から約205万円回復しています。
4月に入って地政学リスクの一部が緩和され、市場が反発したためです。

月次推移(直近1年)

時点 資産総額 前月比
2025年3月末 3,313万円
2025年6月末 3,720万円 +407万円
2025年9月末 4,118万円 +398万円
2025年12月末 4,759万円 +641万円
2026年1月末 4,772万円 +13万円
2026年2月末 4,859万円 +87万円
2026年3月末 4,618万円 ▲241万円(▲4.96%)
2026年4/12時点 4,823万円 +205万円(3月末比)

この1年間(2025年3月末→2026年3月末)で見ると、+1,305万円増(+39.4%) という結果です。
3月の下落もあったうえで、1年でこれだけ増えている——改めて数字にすると積立投資の力を実感しますね。

カテゴリ別の実績詳細

WealthNavi|評価額 1,367万9,481円(+99.51%)

WealthNaviは、2018年の投資スタート時に初めて使ったサービスで今も継続しています。
開始時から換算すると、なんとほぼ100%の利益が出ている状態です。

3月に特筆すべきは「自動リバランス」が動いたこと。
3月17日に値上がりしていた金(GLD)を売却して、下落していたVTI(米国株)・VWO(新興国株)・AGG(債券)・IYR(不動産)を自動的に買い戻してくれました。

実はこのタイミング、WealthNaviが金のETF銘柄をIAU(コスト年0.25%)からGLDM(コスト年0.10%)へ変更する移行期でもありました。

GLDMはIAUと実質的に同じ投資効果が期待できつつ、保有コストがさらに低い銘柄です。
WealthNaviは原則1年ごとに銘柄の見直しを行っており、今回はより低コストな銘柄への切り替えのタイミングとリバランスが重なった形です
(詳しくはWealthNaviの公式説明をどうぞ)。

「下がっているときに株を自動で買い増しつつ、コストの低い銘柄へ移行する」——わかっていても自分でやると怖くて手が出ないことや、そもそも気づかないことを淡々とやってくれるんですよね。
改めてWealthNaviの仕組みの強さを感じた1ヶ月でした。

3月の分配金もちょっとうれしかった。

  • VEA(日欧株):4,443円
  • 不動産(IYR):1,301円
  • 債券(AGG):2,035円

合計で7,779円。
地味だけど、相場が荒れている中でもインカムがコツコツ積み上がっていく感覚はいいものです。

SBI証券|資産残高 1,611万9,973円(+35.11%)

SBI証券のNISA口座を中心に毎月の積立を粛々と実行しています。

3月の積立実行内容

  • オルカン(つみたてNISA):5万円(カード積立)
  • S&P500(つみたてNISA):5万円(カード積立)
  • SBI米国高配当株式ファンド(特定口座):2万5,000円
  • SBI日本高配当株式ファンド(NISA成長枠):計4万1,417円

Vポイントを使ってFANG+やNASDAQ100もちょこちょこ買い増しています。
積立の設定を一切触らずに予定通り実行できました。

主要ファンドの評価額(4/12時点)

ファンド 評価額 損益率
FANG+(成長枠) 205万6,151円 +26.25%
NASDAQ100(成長枠) 45万8,337円 +44.54%
オルカン(合計) 約388万円
S&P500(合計) 約150万円
SBI日本高配当 35万4,000円 +5.85%

NASDAQ100の+44%は目を引きますが、これは比較的安値で仕込んだ時期があったことが効いています。
3月の下落局面でも淡々と買い増しを続けた結果がじわじわ出てきているんですよね。

SBIラップ(AI+匠の運用)は前月比+4万3,023円(+3.38%) と株式が下がる中で健闘してくれました。

SMBC日興証券(キンカブ)|高配当個別株を少額積立中

キンカブで毎月少額ずつ積み立てている高配当・優待株のポートフォリオです。
銘柄数が多いので、主なものをご紹介します。

含み益の大きい上位銘柄

銘柄 評価額 含み益 損益率
INPEX(1605) 57万6,645円 +35万8,406円 +164.23%
三菱UFJ(8306) 28万4,200円 +21万6,100円 +317.33%
三菱商事(8031) 40万6,064円 +24万9,650円 +159.61%
東京海上(8766) 34万3,366円 +19万9,339円 +138.40%
JT(2914) 43万4,418円 +19万6,618円 +82.68%
タカラトミー(7867) 27万800円 +14万3,500円 +112.73%

INPEX(原油関連)は取得単価1,569円に対して現在値4,147円という状況で+164%という驚異的な含み益になっています。
3月の地政学リスクが高まった局面で、S&P500内のエネルギーセクターは+11.2%という独歩高を演じており、INPEXも相場全体が下落する中で踏ん張ってくれました。
「ポートフォリオに個別株を混ぜておく意味」を改めて実感した月でもあります。

一方でOLC(4661)は▲4万293円(▲28.90%) と唯一の悩みどころ。
優待目的で積み立て中なので長期で保有する予定ですが、正直ちょっとしんどい(笑)

bitFlyer(暗号資産)|総資産 391万5,158円

ビットコインが現在1,165万円台まで下落しています。
昨年末に1,500万円台を伺っていたことを考えると、だいぶ調整してきた印象です。

保有状況

  • BTC:0.2319枚 → 270万4,022円(資産の約69%)
  • ETH:2.256枚 → 82万8,362円
  • LINK・XRP・ZPGなど少額保有

暗号資産は僕のポートフォリオの中で最もボラティリティが高い部分ですが、「分散」の一環として一定額を保有し続けています。売るつもりはなく、このままホールドし続けます。

ALTERNA(オルタナティブ投資)|資産合計 74万861円

トータルリターン:+9万2,946円(+7.74%)

累積分配金が9万8,632円に達しています。
株式市場がどれだけ荒れていても、ALTERNAの分配金は粛々と振り込まれてきます。

運用中案件は3件(ホテル・旅館 / オフィス / レジデンス)。次回の予想分配金は+6,590円(5月29日予定)

3月のような下落相場で改めて感じるのは、「価格変動なし」の強さです。
株の含み損が増えていく中で、不動産CFからのインカムが静かに積み上がっていく——ポートフォリオの中での心理的な安定材料になっています。

ちなみに3月は、地政学リスクによる経済混乱の中でも「旅館・ホテル」分野は春休み需要により好景気を維持していたとのデータもあります。

ALTERNAのホテル・旅館案件(40万9,796円)が引き続き安定して運用されているのも、そういった内需の底堅さが背景にあるのかもしれませんね。

企業型DC|年金資産 494万615円

企業型DCのうち、自分で運用しているファンド部分の合計です。

ファンド 評価額 損益率
野村外国株式インデックス 227万5,333円 +19.40%
大和住銀DC国内株式ファンド 142万6,990円 +142.42%
野村DC外国債券インデックス 123万8,292円 +18.37%

大和住銀DCの国内株式が+142%という驚きの数字です。

これはDCの積立を始めた初期から国内株式へ振り向けてきた分が長い時間をかけて育ったもの。
DCは60歳まで引き出せないので「存在を忘れる」くらいで丁度いいですが、こうして数字を見ると時間の力を実感しますね。

3月の振り返り

  • 毎月の積立を全て予定通り実行(オルカン・S&P500・高配当ファンド等)
  • Vポイントを使ってFANG+・NASDAQ100を少額追加購入
  • WealthNaviの自動リバランスはそのまま放置
  • ALTERNAの分配金受け取り

意識的に「何もしなかった」こと

  • 積立の設定:いつも通り自動で動くままにした。考えることすらしていない
  • 含み損の個別株:OLCをはじめ含み損の銘柄もそのまま保有継続
  • 暗号資産:BTCが調整してきているがホールドのまま
  • 相場を読んだタイミング投資:やっていない。というか、やろうとも思わなかった

僕がこの相場で感じたこと

毎日、資産総額が減っていくのを見ながら「やれやれ」と思っていたのは正直なところです。

ただ、焦りとか不安とか、そういった感情はあまりなかったんですよね。
「相場が荒れているから何かしなきゃ」という発想が最近は自分の中にほとんど出てこなくなりました。

長期積立を8年続けてきて、こういう調整局面は何度も経験してきた。

2020年のコロナショックも、2022年の金利上昇局面も、その後ちゃんと回復してきた。
そういう体験の積み重ねが、今の「やれやれ、また来たか」という落ち着きにつながっているんだと思います。

それともうひとつ。

下がっているということは、同じ積立額でより多くの口数が買えているということでもある。ドルコスト平均法の効果が最大化される局面でもあるんですよね。
だから「上昇に向けて力を貯めている時期」という感覚で見ていました。

週末のソファで「あーまた減ってる」とつぶやきながら、スマホを置いてテレビに戻る。
そのくらいの距離感が長期投資には合っているのかもしれない——と改めて思った1ヶ月でした。

 

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まとめ

2026年3月の資産運用実績(4/12時点)

カテゴリ 評価額
WealthNavi 1,367万9,481円
SBI証券 1,611万9,973円
暗号資産(bitFlyer) 391万5,158円
ALTERNA 74万861円
キンカブ(個別株) 約391万円
企業型DC 494万615円
総資産合計 4,823万9,235円

3月は「やれやれ」という1ヶ月でしたが、積立はいつも通り継続。それだけで十分だと思っています。

目標の1億円まで、まだまだ道のりはありますが、この1年間で資産は約1,305万円増えています。
焦らず、ぶれず、退屈なくらいがちょうどいい。

次回の4月実績も引き続き正直に公開していきます。

※投資は自己責任でお願いします。この記事はあくまで個人の運用実績の記録であり、特定の銘柄・サービスへの投資を推奨するものではありません。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
このブログのタイトル「かぞくとあおぞら」に込めた想いや、投資で遠回りをしてきた僕の自己紹介を[こちら]にまとめています。
もしよろしければ、少しだけ覗いていただけると嬉しいです。

かぞくとあおぞら

タイトルの「かぞくとあおぞら」は、青空の下で家族と穏やかに暮らす姿を思い描いてつけました。もともと写真が好きで、散歩や旅…


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