2026年2月。
暗号資産はかつての熱狂が少し落ち着き、市場には冷たい風が吹き抜けています。
つい数ヶ月前、ビットコインが過去最高値を更新し、1,500万円という大台を伺っていたあの頃の空気は、今となっては少し遠い出来事のように感じられるかもしれません。
「ただ持っていれば、いつか報われる」
そんな風に信じていた日々から一歩進んで、今は
「いかに資産を守り、冷静でいられるか」が問われる時期に来ています。
この記事でわかること
- ボラティリティの激しい市場で金連動型資産を「守りの重石」として活用するポートフォリオ戦略
- 三井物産グループが提供するジパングコイン(ZPG)の利便性とメリット
- 「攻め8:守り2」の黄金比率を目指すリバランスの手法
市場の「谷」で何が起きていたのか
まず、僕のこれまでの資産推移を振り返ってみたいと思います。
このグラフにあるいくつかの深い「谷」には、当時の市場の動きがはっきりと刻まれています。
2024年4月から8月にかけて、日銀の利上げ示唆に伴う「円キャリートレードの解消」が起き、世界的にリスク資産から資金が抜けました。
あの「8月の急落」を経験し、不安から手放してしまった方も多かった時期です。
そして2025年11月から現在にかけては、トランプ政権による関税政策への懸念や、ビットコインETFからの資金流出が重なりました。
AI関連銘柄への資金シフトも起き、ビットコインは再び調整局面に入っています。
こうした波を経験しながら、僕のポートフォリオは今、次のような状況にあります。
2026年2月現在のポートフォリオ
現在の損益内訳を直視すると、見えてくるものがあります。
| 通貨別 | 評価損益(2/4時点) | 資産の役割 |
|---|---|---|
| ビットコイン(BTC) | +1,875,401円 | 成長の柱(攻め) |
| イーサリアム(ETH) | +280,339円 | 技術への期待(攻め) |
| ジパングコイン(ZPG) | +178,637円 | 価値の守護神(守り) |
| ドージコイン(DOGE) | -5,293円 | 投機枠 |
| シバイヌ(SHIB) | -13,596円 | 投機枠 |
ここで注目していただきたいのは、ジパングコイン(ZPG)の存在です。
ビットコインやイーサリアムは大きな利益を運んでくれますが、市場が崩れる時は揃って値を下げてしまいます。
一方で、金(ゴールド)の価格と連動するジパングコインは、市場が不安定な時こそ「重石」として機能し、僕のポートフォリオに安定感をもたらしてくれました。
「第2のゴールド」としてのジパングコイン
「ジパングコイン」と聞いても、まだ馴染みがないかもしれません。
しかし、その中身は非常に堅実です。
三井物産グループという、日本を代表する総合商社グループが発行しており、日本発の安心感があります。
そして「1 ZPG ≒ 金1グラム」という仕組みで金の現物価格と連動しているため、持つことはデジタル上で「金」を保有することとほぼ同義です。
なぜ、現物の金やETFではなく、あえて「ジパングコイン」なのか。
(※僕は金のETF、ゴールドファンドも保有していますが…)
その理由は、暗号資産投資家にとっては圧倒的な利便性にあります。
| 比較項目 | 金の現物(インゴット) | 金のETF(証券口座) | ジパングコイン(ZPG) |
|---|---|---|---|
| 取引時間 | 店舗の営業時間のみ | 市場の開場時間のみ | 24時間365日 |
| 購入単位 | まとまった資金が必要 | 数千円〜 | 数百円から可能 |
| 保管コスト | 金庫代や紛失リスク | 信託報酬(管理費) | 無料(ウォレット管理) |
| 管理のしやすさ | 手元に置く手間 | 別途、証券口座が必要 | BTCと同じアプリで完結 |
週末の深夜に地政学リスクが起きても、ビットコインと同じ機動力で即座にポートフォリオを調整できる。
このスピード感は今の時代を生き抜く武器になると感じています。
税金と向き合いながら「守り」を固める
「今の状況を改善したいけれど、ビットコインを売ると税金(雑所得)がかかるのが痛い」
そう悩むのは当然のことです。
特に大きな含み益がある場合、不用意な売却はおすすめしません。
僕が実践しているのは、「売る」のではなく
「積み増す際の選択肢を変える」という方法です。
ビットコインはそのまま保持することで、課税のタイミングを遅らせながら将来の成長を待ちます。
そして新しい資金や再投資は「ZPG」へ。
暗号資産に投資をする際、その一部をジパングコインに充てるようにしています。
「8:2」の黄金比を目指す。
攻めのBTC・ETHを8割、守りのZPGを2割。
この比率を意識するだけで、暴落時の精神的なダメージは抑えられます。
利益の額ではイーサリアムに譲りますが、ジパングコインがポートフォリオにあることでチャートが荒れても
「あちらが下がっても、こちらが守ってくれる」という心の余裕が生まれます。
投資の目的は「幸せ」であること
投資をするのは、数字を増やすゲームをするためではありません。
大切な人と穏やかに過ごしたり、将来の選択肢を広げたりと「今よりも少しだけ幸せになるため」に始めたはずです。
市場が荒れている日こそ、外の空気を吸いに行く。
自分の資産が「攻守のバランス」が取れた状態であれば、そんな当たり前の日常を大切にできるようになります。
ジパングコインをポートフォリオに加えるという選択。それは、単なるリスク分散以上に投資を通じて「自由」でい続けるための一歩になると信じています。
この不確実な時代を一緒に乗り越えていきましょう!
疑問に答えるQ&A
記事を読んでいただきありがとうございます。
ここでは、皆さんから寄せられそうな疑問にいくつかお答えしますね。
Q1. ジパングコイン(ZPG)はどこで購入できますか?
A. 国内の主要な暗号資産取引所(bitFlyer、DMM Bitcoin、Coincheckなど)で購入可能です。
三井物産グループが関わっているため、国内の法整備に則った安心感のある取引所での取り扱いがメインとなっています。
普段お使いの取引所で「ZPG」と検索してみてください。
Q2. ビットコインを売ってジパングコインを買う場合、やはり税金はかかりますか?
A. はい、残念ながら現在の日本の税制では、暗号資産同士の交換(BTC→ZPG)も「利確」とみなされ、利益分に課税されます。
そのため、含み益が大きい方は無理に交換せず、記事で提案したように
「新しい資金でZPGを買い足す」、あるいは「利益の一部だけを少しずつ移す」といった税金と相談しながらの長期的なリバランスをおすすめします。
Q3. ステーブルコイン(USDTやJPYC)で守るのと何が違うのですか?
A. ステーブルコインは「現金の価値」を守るものですが、ジパングコインは「金の価値」を守るものです。
2026年現在のように世界的に物価が上がり、通貨安の懸念がある局面では、ただの現金よりも歴史的に価値を証明してきた
「金(ゴールド)」の方が、資産防衛としての力が強いと考えています。
Q4. ジパングコインにも「暴落」のリスクはありますか?
A. ジパングコインは金の価格に連動するため、金価格が下がればZPGも下がります。
ただし、ビットコインのような「一晩で20%下落」といった激しい変動は金の歴史上極めて稀です。
ポートフォリオの「暴落を止めるための重石」としての役割は十分に果たしてくれます。
Q5. 損が出ているアルトコイン(ドージやシバイヌ)は今すぐ手放すべきでしょうか?
A. 難しい判断ですよね。僕自身も少し保有していますが、大切なのは「そのコインがポートフォリオの何%を占めているか」です。
もしそれらが大半を占めていて夜も眠れないなら、少し整理してジパングコインなどの安定資産に移すことで心の平穏を取り戻せるかもしれません。
投資の目的は「幸せ」であること。その基準で判断してみてください。