※本記事は、noteで書いた週次市況まとめ記事の一部を、じっくり読める形に再編集したものです。
元の記事はこちら
→Amazonは+15%、Appleは-7%——AI投資が「金額」じゃなく「回収」で選ばれた週(7/27〜7/31)
SNSのタイムラインをスクロールしていて、「次はこれが来る」「まだ間に合う」という投稿はよく見かけますよね。
そんな投稿い気持ちが揺れた——そんな経験、ありませんか。
僕にも、ときどきあります。
投資を始めて8年を過ぎましたが、僕は今でも気になります。…というか、たぶんずっと消えないんだと思います。
この記事では、そういう投稿を見たときに僕が実際に使っている、「距離を置くための3つの判断軸」を書いていきます。
この記事でわかること
- SNSの話題株投稿に心が動く理由
- キオクシア急騰週に見た宣伝投稿の実例
- 飛びつく前に使う3つの判断軸
- 短期トレードの失敗から学んだ焦りとの向き合い方
話題株が気になるのは、当然のことだと思う
他人が儲けている話を見ると、心がざわつく。これは意志の弱さじゃなくて、人間として自然な反応なんだと思います。
損をしたくない気持ちより、「機会を逃したくない」気持ちのほうが、実は強く働くことがあるらしいんですよね。
だから、SNSで急騰銘柄の話を見て気になってしまうのは、おかしいことじゃありません。
問題は、そのざわつきのまま動いてしまうことのほうです。
(このあたりの心理と付き合い方は、投資で判断がブレる本当の原因と対策|7年続けた会社員が気づいたメンタル管理の3つの柱でも書いています)
「投資の判断がブレる」「暴落のたびに不安になる」——その原因は相場ではなく自分の状態かもしれません。資産5,000万円目…
7月末、キオクシアが荒れた週に見たもの
7月の最終週、半導体関連で人気のキオクシア(285A)が大きく値を動かしました。
週の前半にストップ安をつけ、翌日にも大きく値を崩す場面がありました。
木曜・金曜の決算では、純利益が前年の数十倍という数字と、大規模な自己株取得・株式分割が同時に発表されています。
このとき、僕のタイムラインで同時に増えたのが、「次のキオクシア」というトーンの、聞き慣れない低位株の宣伝投稿でした。
具体的な銘柄名を最後まで出さないまま、「乗り遅れるな」という空気だけが強い投稿です。
こういう投稿が増えるときほど、市場全体がちょっと浮足立っているサインだったりします。
飛びつく前に、僕が自分に聞いている3つの質問
気になった投稿を全部無視するわけではありません。ただ、乗る前に、次の3つを必ず当てはめるようにしています。
①発信者が自分の実績やポジションを開示しているか
「買いました」だけで、いつ・いくらで・どんな根拠で買ったのかが書かれていない投稿は参考にしません。
②上がる理由が具体的か
「話題だから」「テーマだから」しか書かれていないなら、それは理由ではなく雰囲気です。
決算やIRなど、確認できる材料があるかを見ます。
③自分の投資の役割に合っているか
僕の資産は、土台(オルカン・S&P500)と上乗せ・実験用の枠に分かれています。
話題の銘柄がそのどの枠にも当てはまらないなら、それは投資じゃなくて衝動です。
短期トレードで負け続けた頃と今のタイムライン
正直に書くと、僕にも「次で取り返せる」を追いかけていた時期があります。
2018年、短期トレードにハマっていたときに約193万円を失いました。
負けを取り返そうとして次のポジションを持つ——このループから抜けられなくなったのが、一番苦しかったところです。
当時の僕がもしSNSをもっと見ていたら、今よりずっと危なかっただろうなと思うことがあります。
「次はこれが来る」という言葉に、間違いなく飛びついていたはずだからです。
あの頃の自分に伝えられるとしたら、「その焦り、判断材料じゃなくて感情だよ」の一言だと思います。
皮肉なもので、その感情に一番弱かった僕が、今は一番それを警戒しています。
(相場が荒れたときのメンタルの保ち方は、2日で-79万円でも「また凹んだな」で終われた理由|8年の積立が教えてくれたことにも書いています)
まとめ:判断軸を持てば、飛びつくかどうかが変わる
SNSで「次に来る株」の投稿を見てザワッとするのは自然なことです。
そのうえで、①発信者の実績開示、②理由の具体性、③自分の投資の役割——この3つに当てはめてみる。それだけで、飛びつくかどうかの判断がだいぶ変わってきます。
今週、実際にキオクシアが乱高下した相場の全体像は、noteの週次まとめ記事でも書いています。あわせてどうぞ。
タイムラインをスクロールしていて、また心がザワッとしたら——一度、指を止めて、この3つを思い出してもらえたらと思います。
この記事の数字は、僕自身の記録と、その週に実際に見ていた値動き・投稿にもとづくものです(2026年8月時点)。
※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の投資行動を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。記事中の数字・制度・商品条件は執筆時点のものです。最新の情報は各出典先および公式サイトでご確認ください。
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このブログのタイトル「かぞくとあおぞら」に込めた想いや、投資で遠回りをしてきた僕の自己紹介を[こちら]にまとめています。
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