【2026年第1四半期】不確実な時代を生き抜くための投資本4選|パパママ投資家が注目すべきポイントを解説

新NISAが始まって2年以上が経ちました。
積立設定を済ませて、毎月コツコツ続けている方も多いと思います。

でも、2026年に入ってから少し空気が変わってきた気がしませんか?

関税ショックの影響、日銀の利上げ示唆、じわじわ続く円安と物価上昇…。
「積立してれば大丈夫」という安心感のそばに、なんとなく「このままでいいのかな」という声が混ざりはじめた感じがします。

こういうタイミングで役に立つのが、良質な「本」の存在です。

今回は2026年に入ってから注目を集めている投資・お金関連の書籍の中から、
パパママ投資家の視点で特にチェックしておきたい4冊をピックアップして紹介します。

この記事でわかること

  • 政策と株価の関係を「投資の武器」にする方法
  • 資産1億円の人たちに共通するマインドセット
  • 「貯める」だけでは足りない、お金の「使い方」の哲学
  • 会社員投資家が資産1億円を目指すためのロードマップ


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杉村太蔵『推し株「骨太」投資術』——政治を知ることは投資を知ること

発売日:2026年2月20日

「政治家の書いた投資本か…」と思う方もいるかもしれません。
でも、この本が多くの投資家から注目されているのには理由があります。

本書のキーメッセージは「国の予算の動きを見れば、10年後の有望産業がわかる」というシンプルな考え方です。

具体的には、政府が毎年出している「骨太の方針(経済財政運営と改革の基本方針)」に注目するという手法。
2026年に政策テーマとして繰り返し登場している「防衛・宇宙・AI」「デジタルガバメント」「地方創生」といった分野は、すべて政府の予算配分と密接に連動しているというわけです。

インデックス投資(オルカン・S&P500)を「貯金的な活用」と位置づけつつも、それだけに頼るのは「超過収益を取りにいく機会を手放している」という著者の見方は、積立投資を続けながら「次のステップ」を探している方には刺さる視点だと思います。

パパママ投資家へのポイント

子どもに「なんでこのニュースが株に関係あるの?」と聞かれたとき、答えられる親でありたいと思いませんか。

「政府がこの分野に予算を集中させようとしているから、関連する会社が伸びやすくなる」という説明の軸を持てると、ニュースの見方が変わってきます。
投資教育の入口としても、意外と使える一冊かもしれません。

田中渓『億までの人 億からの人』——ゴールドマン出身者が教える「富裕層の習慣」

「読者が選ぶビジネス書グランプリ2026」総合グランプリ・経済マネー部門ダブル受賞
2026年2月時点で累計発行部数10万部突破

ゴールドマン・サックス証券で17年間勤務し、日本の投資部門の共同統括まで務めた著者が、300人以上の「兆円単位の資産家」や海外王族と交流してきた中で気づいた「共通のマインドセット」を語っています。

投資テクニックではなく、
行動習慣・思考の癖に焦点を当てているのがこの本の特徴です。

特に印象的なのが「複利を行動に使う」という発想です。
資産に複利が効くのと同じように、毎日の学習習慣・人間関係・健康管理にも「複利」を意識して継続する人だけが、あるポイントから加速していくという考え方。

もう一つ注目したいのが「決断疲れを防ぐためのルーティン化」の話。
著者自身は午前3時45分起床というライフスタイルですが(さすがに真似は難しいですが笑)、重要な投資判断に脳のリソースを使うために、どうでもいい選択肢を日常から減らすという発想は、本業・子育て・投資を並行しているパパママにこそ刺さる視点だと思います。

パパママ投資家へのポイント

育児や仕事でエネルギーを使い切った状態で、夜に相場を見て焦った判断をしてしまう——そんな経験はありませんか。

「判断の質を保つために、ルーティンを増やして選択を減らす」という発想は、忙しいパパママの投資生活にそのまま応用できます。
積立設定を「考えなくていい仕組み」に落とし込んでいることも、実はこの考え方と一致しているんですよね。

モーガン・ハウセル『アート・オブ・スペンディングマネー』——「貯める」の先にある「使う」の哲学

世界的ベストセラー『サイコロジー・オブ・マネー』の著者による続編です。
前作が「お金を増やす心理学」なら、今作は「お金を使って幸せになる哲学」に踏み込んでいます。

本書の中で印象的なエピソードがあります。
70代の女性が資産6,000万円を持ちながら、「どう使えばいいかわからない」まま短期間で1,900万円を散財してしまったという話。

貯めること・増やすことと、上手に使って幸福を感じることは「全く別のスキル」だと著者は言います。

特に共感したのが「思い出への投資」という考え方。
物は劣化するけれど、家族と過ごした旅行や体験の記憶は時間が経つほどに価値が増していく——という視点は、子育て真っ最中の今、響くものがありました。

「将来の不安のために、今を犠牲にしすぎていないか」という問いかけは、資産形成に一生懸命なパパママほど、一度立ち止まって考えてみる価値があると思います。

パパママ投資家へのポイント

子どもが小さいうちにしかできない体験にお金を使うことを、「無駄遣い」と感じてしまっていませんか。

「思い出は将来にわたって引き出せる資産になる」という視点を持てると、今の支出の意味が少し変わってくるかもしれません。
資産を増やすことと、今を豊かに生きることは、両立できるはずです。

kenmo『5年で1億貯める株式投資』——サラリーマン投資家のためのロードマップ

個人投資家グループ「湘南投資勉強会」を主宰するkenmo氏による実践書です。
「5年で1億」というインパクトのあるタイトルですが、
中身は資産額のステージごとに投資手法を変えていく「階段方式」で、地に足のついた内容になっています。

4つのステージ別手法

ステージ 資産規模の目安 投資手法
ステージ1 〜1,000万円 新高値ブレイク投資(モメンタム型)
ステージ2 1,000万〜3,000万円 株主優待・需給イベント型
ステージ3 3,000万〜5,000万円 決算モメンタム投資
ステージ4 5,000万円〜 中長期成長株投資

この本が兼業投資家から特に評価されているのが「理系的な分析と、損切りの徹底を両立させている」という点。
再現性が高いという声が多く、実践的な投資を考えている方には参考になる内容です。

ただ、正直に言うと「5年で1億」を実現するにはそれなりの集中投資が必要で、リスク管理も求められます。
ステージ4の「中長期成長株投資」の考え方だけを参考にするくらいが、安定重視のパパママ投資家にはちょうどいいかもしれません。

パパママ投資家へのポイント

「今の自分はどのステージにいるか」を整理するのに役立ちます。
インデックス積立をベースにしながら、余力の一部でステージに合わせた投資手法を試してみる——という使い方が、本業を続けながらの資産形成には現実的だと思います。

4冊のまとめ〜2026年のパパママ投資家に必要な視点

今回紹介した4冊に共通しているのは、
「積立を続けながら、その先の視野を広げる」というテーマです。

本のテーマ パパママ投資家への示唆
政策と株価(杉村) インデックスだけでなく、個別株の視点を持つ入口
富裕層のマインド(田中) 忙しい中でも投資の質を保つ習慣設計
お金の使い方(ハウセル) 今を犠牲にしすぎない、家族時間への投資
資産形成のロードマップ(kenmo) 今のステージに合わせた投資手法の選択

2026年という「金利のある世界」への転換点で、積立だけでなくこうした「立体的な視野」を持てると、相場の変動にも焦らずに対応できるようになると思います。

あなたに合った1冊の選び方

迷った方は、今の悩みで選んでみてください。

今のお悩み おすすめの1冊 理由
インデックスだけで本当にいいか不安 杉村太蔵『推し株「骨太」投資術』 個別株・政策投資への入口になる
忙しくて投資の質が落ちている気がする 田中渓『億までの人 億からの人』 マインドセットと習慣を整えられる
子どもとの体験にお金を使うのに罪悪感がある モーガン・ハウセル『アート・オブ・スペンディングマネー』 「今」を大切にする哲学を持てる
次の資産ステージへの道筋を知りたい kenmo『5年で1億貯める株式投資』 ステージ別の具体的な手法がわかる

まとめ

投資の目的は、数字を増やすことではなく
「家族が安心して暮らせる未来をつくること」だと思っています。

今回紹介した4冊は、それぞれ違う角度から「その未来への道」を照らしてくれます。
1冊でも「これ、読んでみようかな」と思えるものがあったなら、ぜひ手に取ってみてください。

本を読むことも、立派な自己投資です。


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かぞくとあおぞら

タイトルの「かぞくとあおぞら」は、青空の下で家族と穏やかに暮らす姿を思い描いてつけました。もともと写真が好きで、散歩や旅…


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