この記事でわかること
・WealthNavi(ウェルスナビ)の実際の運用成績(2018〜2019)
・暴落後も積立を続けた投資家が得たリターン
・ロボアドバイザーが「リバランス」で何をしているのか?(※詳細はnoteで公開)
はじめに 暴落の翌年にやってきた“力強い成長”
「ロボアドに任せたら、本当に増えるの?」
これは、僕が2018年にWealthNaviを始めたときに最も不安だったことです。
当時の僕は、投資初心者。
積立を始めてわずか5ヶ月で −11.7万円の含み損 を抱えました。
「やっぱり投資は怖いな」
「自動運用でもマイナスになるのか」
そう思ってやめてしまう人も多いと思います。
でも僕は、積立をやめませんでした。
その結果──
翌年の2019年、僕の資産グラフは“真っ赤”から“力強い右肩上がり”へと変わりました。
2019年、数字が証明した「積立継続」の強さ
WealthNaviの運用実績を具体的に公開します。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 期首評価額(2018年末) | 1,068,952円 |
| 期末評価額(2019年末) | 1,855,011円 |
| 期間中の元本入金額 | 512,799円 |
| 含み益 | +273,260円 |
| 資産増加額合計 | +786,059円(+73.5%) |
たった1年で2018年のマイナスをすべて取り返し、さらに27万円以上の利益を上げました。
この数字が、「ロボアドの仕組み」を信じて積立を続けた結果です。
2019年は“全面高”──分散投資が最大限に機能した年
2019年は、まさに「ロボアドにとって理想的な年」でした。
前年の“クリスマスショック”の反動で、世界の株式市場は急回復。
主な要因は次の通りです。
-
米FRBが利上げ停止から利下げ(金融緩和)へ転換
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米中貿易摩擦の緩和への期待感
-
世界情勢の不安による金価格の上昇
つまり、
「株」も「債券」も「金」も全部上がる──
まさに分散投資の追い風となる1年でした。
WealthNaviの公式レポートでも、以下のように記録されています。
「株式・債券・金がいずれも上昇し、分散ポートフォリオが大きく伸びた年でした。」
「やめない積立」が未来を変える
2018年に暴落を経験しても僕は積立を止めませんでした。
この“継続”こそが、翌年のリターンの鍵でした。
WealthNaviでは、自動的に毎月一定額を積立します。
そのため、2018年の下落局面でも「安値で買い続ける」ことができていました。
この動きが、翌年の利益の“仕込み”となっていたわけです。
たとえば、2019年の5月や8月のように市場が不安定だった局面でも、ロボアドは迷わず買い続けてくれていました。
投資で一番難しいのは「続けること」。
でも、WealthNaviなら“仕組み”がそれを代わりにやってくれる。
2019年末のポートフォリオが教えてくれたこと
2019年末の資産構成は以下の通りでした(概算)
| 資産クラス | 代表ETF | 特徴 |
|---|---|---|
| 米国株 | VTI | 主力の成長エンジン |
| 先進国株 | VEA | 世界経済の広がりを反映 |
| 新興国株 | VWO | 高リスク高リターンの源泉 |
| 債券 | AGG | 下落時のクッション |
| 金 | GLD | 安全資産・リスクヘッジ |
2018年は「守りの盾」だった債券と金が、2019年には「利益の源泉」に変わっていました。
つまり、WealthNaviが目指す「下落に強く、上昇も逃さない」理想的な分散ポートフォリオが完成していたのです。
ここからが本題「リバランス」が本領を発揮した年
2019年、WealthNaviは初めて“自動リバランス”を実行しました。
実は、このリバランスこそがロボアドの真価です。
僕自身、この年にそれを痛感しました。
「なぜ7月に“売り”を入れ、8月に“買い”に動いたのか?」
「人間なら絶対にためらう動きを、なぜロボアドは迷いなく実行できたのか?」
この答えを、実際の取引データとともに深掘りしたのが、僕のnote有料版記事「【全データ公開②】WealthNaviが『リバランス』で本領を発揮した2019年──暴落を乗り越えた“仕組みの力”」です。
有料記事では、次のようなリアルデータをすべて公開しています
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2019年に実行されたリバランスの全取引記録
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売却・購入のタイミングとその合理的根拠
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手数料1.1%が“何に対する対価”なのか?
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ロボアドが教えてくれた「3つの教訓」
まとめ 〜 ロボアドは“放置”ではなく“信頼”で運用するツール
2018年の痛み、2019年の反発。
この2年間を経て、僕は一つの確信を持ちました。
WealthNaviとは、「放置するツール」ではなく、
「自分の感情と合理性を預けるパートナー」だということ。
暴落も、反発も、積立も、リバランスも、すべては「続けた人のため」に設計されています。
もし今、「積立をやめようか」と迷っているなら──
ぜひ、2019年のリアルデータを見てみてください。
数字が、あなたの背中を押してくれるはずです。
続きはこちらで公開しています(全取引データ・分析付き)
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
この記事が「投資を続ける勇気」につながれば嬉しいです。
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