一通りの家事を済ませ、ふとスマホを開いたら「日経平均、最高値更新」のニュース通知。
「…また上がってるやん」
含み益がじわじわ増えていく画面を見ながら、なんか妙に落ち着かない自分がいる。
上がってるんだから喜べばいいのに、どこかソワソワする。
そんな経験、みなさんはありませんか?
この記事でわかること
- 上がる相場でも「ソワソワ」する投資家心理の正体
- 日銀リフレ派人事が市場に与えた影響(2/25の急騰を読み解く)
- 含み益が増えるほど「守り」に入ってしまう理由
- 「市場の空気」ではなく「自分のルール」で動くための考え方
- 長期投資家が上げ相場で実際にやっていること
何がそんなに落ち着かないのか
昨日(2月25日)、日経平均は前日比1,262円高の58,583円で最高値を更新しました。
きっかけは日銀の審議委員人事案。
金融緩和に前向きな「リフレ派」の教授2名が起用されることになり、「当面は利上げが遠のいた」と市場が判断したわけですね。
個人的に面白いなと思ったのは、「利上げがしにくくなった」というニュースで相場が急騰したこと。
つまり市場が今、いかに金融緩和の継続を望んでいるかが如実に表れた一日でした。
で、話を戻すと——なぜ上がっているのに落ち着かないのか。
僕なりの結論は
「上がり方がちょっと速すぎる気がして、頭が追いついていない」だと思います。
上がる相場ほど決断を迫られる
実は、投資家にとってメンタルが一番きつくなるのは「暴落のとき」だけじゃないんですよね。
「どこまで上がるんだろう」「利確すべきか」「もっと買い増すか」——上がっている局面でも、実は無数の"小さな決断"を迫られている。
投資を始めて8年目になりますが、含み益が大きくなると自然と「守り」の気持ちが生まれることに気づきます。
「せっかくここまで増えたのに下がったらもったいない」という感覚。
これ、すごく自然な心理なんですが、長期投資においては少し注意が必要なんですよね。
「相場の解釈」より「自分の戦略」を先に決める
今回の日銀人事を受けて、いろんな解説が飛び交っています。
「これで6万円が見えてきた」という強気派もいれば、「リフレ派人事は円安を招いて実質賃金を押し下げる」と懸念する声もある。
正直、どっちが正しいかは誰にもわからない。
だから僕が大切にしているのは、「市場の解釈に振り回されない軸を自分の中に持つ」こと。
具体的には——
今の自分の投資スタンスは変わっていますか?
インデックス積立を続けているなら、そのまま淡々と続ければいい。
個別株でバリュー投資をしているなら、業績と割安度を自分なりに評価すればいい。
相場の「空気感」ではなく、「自分が決めたルール」で動く。
これが、長く市場に残り続ける人の共通点だと思っています。
僕自身は今、どうしているか
今の金額まで資産を積み上げてきて、正直、含み益はかなり大きくなっています。
「全部売って現金化すれば…」という思いがよぎらないといえば嘘になる。でも絶対にやりませんが(笑)
やっていることはシンプルで、
積立設定はそのまま、個別株は業績を見ながら淡々とホールド。
今日も相場に踊らされない自分でいられたら、まあ良しとしています。
おわりに——上がっても焦らなくていい
「下がっているとき」だけじゃなく、「上がっているとき」も焦りを感じることがある。
それはたぶん、ちゃんと相場を気にしている証拠だと思うんですよね。
大事なのは、その焦りをうまくやり過ごしながら、自分の戦略を静かに守り続けること。
退屈なくらいがちょうどいい。
上がっても下がっても、その言葉をたまに思い出す2026年の2月でした。
