新NISA制度が始まって3年目を迎え、多くの方が投資を日常的に行うようになりました。
しかし、実際に投資を始めてみると、いろんな疑問や不安が出てくるものです。
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「積立設定はしたけど、このままで大丈夫なのかな?」
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「社会が目まぐるしく変化するなかで、今の投資先のままでいいのか心配…」
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「子供にどうやってお金のことを教えたらいいんだろう?」
こういった悩みを抱えている方、けっこう多いんじゃないでしょうか。
僕自身も、投資を始めたばかりの頃は同じような疑問を感じ、さまざまな本をたくさん読みました。
今回は2026年2月前後に発売された新刊で内容を見て「これは読んでおきたい」と思った5冊をご紹介します。
この記事が、皆さんの投資や家計管理のヒントになれば嬉しいです。
こ紹介した書籍で身につくもの
- 子どもに「資産」だけでなく「自立して生き抜く知恵」を手渡すための具体的な教え方
- 情報過多な時代でも自分軸を失わない、歴史に裏打ちされた「不変の投資哲学」
- 「手取り26万円」からでも夢ではない、資産1億円へと続く着実なステップと守りの知恵
- 最新のAI技術を味方につけて、家族との時間を大切にしながら賢く資産を育てる方法
『お金がないと夢も希望も持てない現実を悟ったパパが子どもたちに伝えたいお金のこと』(堀江理宏 著)
発売日:2026年2月2日
親として感じた「お金の大切さ」を語る一冊
著者の堀江さんは、若い頃に音楽の道を追いかけていた方です。
夢を追うことの素晴らしさを知っている一方で、「お金がないことで、やりたいことが続けられなくなる」という厳しい現実も経験されています。
この本の良いところは、単なる投資テクニック集ではないところ。
「お金は汚いもの」という日本特有の価値観に対して、堀江さんは真正面から向き合っています。
お金は「自由を確保するための道具」であり、「やりたくないことにNOと言える権利を守るもの」だと。
年代別の具体的なアドバイスが参考になる
特に参考になったのは、10代から30代までの年代別に「今やるべきこと」が整理されている第5章です。
親である私たちが今どう動くべきか、そして子供が成長したときに何を教えればいいのか。
その道筋がわかりやすく示されています。
おすすめポイント
堀江さんが提案する「自己投資とインデックス投資の組み合わせ」はシンプルで再現性が高いと感じました。
2026年のようなインフレ環境では、現金で持っているだけでは価値が目減りしていきます。
本書にある「子供に資産を残す以上に、資産を運用できる知恵を残すこと」という言葉が印象的です。
これが親にできる一番のギフトかもしれませんね。
『外資系金融ママがわが子へ伝えたい人生とお金の本質』(河村真木子 著)
発売日:2026年1月末
金融のプロが「母親」として語る本
著者の河村さんは、ゴールドマン・サックスなどで20年以上働いてこられた方です。
シングルマザーとして娘さんを育て上げた経験もあり、その両方の視点から書かれているのが特徴です。
この本の核心は、
「お金の知識があれば、人生を自分の手で選び取れる」という考え方にあります。
「価値」で判断する習慣
「これはいくら?」ではなく、「これは私にとってどんな価値がある?」と考える癖をつける。
これだけで無駄な買い物が減って、家計の満足度が上がるんです。
実際にやってみると、本当に効果があります。
教育費を「投資」として捉え直す
子供の習い事や教育費を単なる「出費」ではなく、「将来の子供を強化する投資」として考える。
この視点の転換は、支出に対する気持ちが前向きになりますね。
おすすめポイント
河村さんが説明する「グローバル時代にお金を増やす考え方」は日本国内だけの視点では見落としがちなポイントを教えてくれます。
為替のリスクや世界経済との関係性など、視野を広げてくれる内容です。
「お金が理由で、自分の気持ちに素直に従えない人生はもったいない」という言葉がすごく響きました。
『100年変わらないお金持ちの真実 投資できちんと利益を出すための格言43』(ロジャーパパ 著)
SNSのノイズに疲れたときに読みたい本
2026年、情報は本当に早く流れます。
SNSを開けば「この銘柄で急騰!」「AIバブル崩壊か?」といった言葉が次々と目に入ってきます。
そんなときに心を落ち着かせてくれるのがこの本です。
著者のロジャーパパさんは過去に1,500万円の損失を経験し、そこから資産2億円を築き上げた方です。
その経験があるからこそ、紹介されるバフェットやリンチの格言が単なる綺麗事ではなく「実践的な知恵」として伝わってきます。
「ミスター・マーケット」を冷静に見る
相場は時に過熱し、時に過度に悲観的になります。
でも、格言を知っていると「また市場が感情的になっているな」と一歩引いて見られるようになります。
資産と負債を区別する
ロバート・キヨサキの教えをベースに、家計における本当の「資産」とは何かを考え直すきっかけになります。
おすすめポイント
2026年のような不安定な時期には、焦って変な投資に手を出してしまうリスクがあります。
新NISAでインデックス投資を続けている私たちが、「なぜ、これを続けることが正解なのか」を論理的に再確認できる本だと思います。
精神的な支えになりますね。
『手取り26万円でもできる 資産1億の作り方』(くらま 著)
発売日:2026年2月18日
「普通の収入」から始められる希望の書
YouTube「倹者の流儀」のくらまさんによる、実践的な内容の本です。
この本が多くの人に響くのは、「手取り26万円」という、多くの世帯が実感できる数字からスタートしているからだと思います。
多くの投資本は「ある程度の元手がある」ことを前提にしていますが、くらまさんは「どうやって種銭を作るか」という、最も苦しいけれど最も重要な部分に焦点を当てています。
資産規模別のロードマップ
0円から1,000万円、3,000万円、1億円へ。
各ステージで「守り」と「攻め」のバランスをどう調整するか、具体的な構成案が示されています。
「金(ゴールド)」投資の考え方
2026年のような不安定な情勢では、株式100%のポートフォリオにはリスクがあります。
伝統的な資産であるゴールドをどう組み込むか、その考え方が参考になります。
おすすめポイント
くらまさんの「節約こそ確実なリターン」という考え方は、家計防衛の基本だと思います。
教育費がかかるパパママ世代にとって、月数万円の固定費削減が将来の大きな資産につながるというシミュレーションは本当に励みになります。
『AI株投資 3カ月で174万円を稼いだ爆勝ちトレードのすべて』(株の買い時 著)
発売日:2026年2月12日
AIを活用して時間を有効に使う
2026年、ChatGPTやGeminiといった生成AIはもう特別なものではなくなりました。
投資の世界でも、AIを使いこなすことが「普通」になりつつあります。
この本は、AIを活用して忙しい日常の中で効率的に投資判断をするための実践的なガイドです。
プロンプトのテンプレートが便利
「専門用語がわからない」という初心者でも、本書のテンプレートをコピー&ペーストするだけでAIに銘柄分析をさせることができます。
感情に左右されない判断
育児や仕事で疲れているとき、投資判断は狂いがちです。
AIに判断のサポートをさせることで、焦りや欲といった感情を排除して冷静な判断ができるようになります。
おすすめポイント
2026年のマーケットでは、AIを活用した取引が主流になっています。個人投資家も、ある程度の武器を持たないと厳しい面があるのが現実です。
この本を通じてAIリテラシーを磨くことは、投資のリターンだけでなく、子供たちに「AIを使いこなす親の姿」を見せるという教育的な意味もあると思います。
あなたに合った一冊を選ぶために
ここまで5冊を紹介してきましたが、「どれから読めばいいの?」と迷われるかもしれません。
今のお悩み別に、おすすめの順番をまとめてみました。
| 今のお悩み | おすすめの一冊 | 理由 |
|---|---|---|
| 子供にお金の話をする自信がない | 『お金がないと夢も希望も持てない現実を悟ったパパが子どもたちに伝えたいお金のこと』 | 親としての考え方が整理できます |
| 投資の勉強をしたいが時間がない | 『AI株投資 3カ月で174万円を稼いだ爆勝ちトレードのすべて』 | AIを活用して効率化できます |
| 暴落が怖くて不安になる | 『100年変わらないお金持ちの真実 投資できちんと利益を出すための格言43』 | 歴史的な知恵が心の支えになります |
| まず1,000万円を貯めたい | 『手取り26万円でもできる 資産1億の作り方』 | 具体的な貯め方がわかります |
| 世界基準の知識を身につけたい | 『外資系金融ママがわが子へ伝えたい人生とお金の本質』 | グローバルな視点が得られます |
本を読むことは未来への投資
2026年という変化の激しい時代。
つい、スマートフォンで「明日の株価」を追いかけてしまいがちです。
でも、本当の資産形成って、
「何が起きても揺らがない自分なりの判断基準を持つこと」なんじゃないかと思います。
今回紹介した5冊、合計しても1万円かからないくらいです。
でも、そこから得られる知識は、10年後、20年後に、家族にとって大きな価値──
「お金で困らない安心感」と「選択肢のある人生」──をもたらしてくれるはずです。
投資の世界には「複利」という仕組みがありますが、知識も同じように積み重なっていきます。
今日、この中の1冊を手に取るという小さな一歩が、数年後の「あのとき始めてよかった」という喜びにつながると信じています。
不確実な未来を、不安ではなく楽しみに変えていきましょう。
本と一緒に、その一歩を踏み出す皆さんを応援しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
このブログのタイトル「かぞくとあおぞら」に込めた想いや、投資で遠回りをしてきた僕の自己紹介を[こちら]にまとめています。
もしよろしければ、少しだけ覗いていただけると嬉しいです。

