こんにちは、コウです。
日経平均やS&P500が最高値を更新するニュース、最近よく目にしますよね。
投資家としては本来喜ぶべきことなのですが、画面を見ながら少し焦るような、でもどこか怖いような……そんな複雑な気持ちになっていませんか?
「今から買っても高値掴みにならないかな?」
「でも、現金のままだとインフレで資産が目減りしそう……」
特に私たちのように、家族の未来のために資産形成をしている身としては、「失敗したくない」という思いは人一倍強いはずです。
今日は、そんな過熱感のある相場環境だからこそ提案したい「あえて投資しない」という戦略についてお話しします。
ただ休むのではありません。
「リスクを極限まで抑えながら、年利5%近い果実を得て、虎視眈々と次のチャンスを待つ」。
そんな、実はプロの投資家ほど重視している「避難所」の作り方をコーヒーでも飲みながら一緒に見ていきましょう。
この記事のポイント
株価最高値の今は、無理に全力投資する必要はない「休むも相場」
ただの「日本円貯金」はインフレと円安で価値が目減りするリスクがある
「外貨建てMMF」なら、いつ解約してもOKな状態で年利約4.8%が得られる
現金(米ドル)を持つことは、暴落時に買い向かうための「最強のチケット」になる
なぜ今、「投資しない」という選択肢が輝くのか
ここ数年、米国株やオルカン(全世界株式)の勢いは凄まじいものがありました。
僕自身のポートフォリオもその恩恵を受けていますが、データを冷静に見るとこうも思ってしまうのです。
「今の株価は少し楽観的すぎるかもしれない」と。
市場は常にサイクルを描きます。
山があれば必ず谷がある。 今は明らかに「山」の高いところにいます。ここで焦って虎の子の資金を全額投入するのは、高値掴みのリスクを自ら高めに行くようなものです。

「リスクなし」で5%のリターンが得られる異常事態
そこで注目したいのがアメリカの政策金利です。
ご存知の通り、現在のアメリカの金利は歴史的に見ても高い水準(約5%付近)にあります。
これが何を意味するか少し視点を変えてみましょう。
S&P500の平均的な期待リターンが年7%程度と言われています。
その中で「株というリスクを負わなくても、ただ置いておくだけで5%近いリターンが得られる」なら、無理に荒波に船を出す必要はありませんよね?
この「安全な港」に資金を待機させ、嵐が過ぎるのを待つ(あるいは暴落を待つ)ことこそが、今の相場での「賢い大人の戦い方」なのです。
「日本円のまま」が一番のリスク?
「投資しないなら、銀行預金に置いておけばいいのでは?」
そう思われるかもしれませんが、ここには大きな落とし穴があります。
それが「円安」と「インフレ」です。
日本の銀行預金の金利は少し上がったとはいえ、まだ0.1%〜0.2%の世界。
一方で、私たちが普段使っている「円」の価値は、世界的に見ると相対的に下がり続けています。
輸入品の値上がりで、スーパーでの買い物が「高いな」と感じるのは、まさに円の価値が目減りしている証拠ですよね。

つまり、「日本円のまま銀行に寝かせている」というのは、実は安全策ではなく、「円という弱い通貨に一点張りしている」という、非常にリスクの高い投資行動とも言えるのです。
最強の避難所「外貨建てMMF」とは?
そこで活用したいのが、「高い金利(約5%)を受け取りながら資産を増やす」かつ「円安による資産価値の減少を防ぐ」という一石二鳥の戦略。
具体的には「米ドル建ての短期資産」を持つことですが、僕が特に初心者の方におすすめしたいのが「外貨建てMMF(マネー・マーケット・ファンド)」です。
なぜ「MMF」が最強なのか?
米ドルを持つ方法はいくつかありますが、僕は以下の理由でMMFを推しています。
① 利回りが高い(年4.8%〜5.0%程度)
ただ置いておくだけで、日本の定期預金では考えられない利息がつきます。
② 流動性が高い(いつでも解約・買付可能)
これが最大のメリットです。
「米ドル定期預金」だと、金利は高くても「1ヶ月」「6ヶ月」とお金が拘束されてしまいます。
MMFなら、株式のように売りたい時にすぐ売れます。さらに、SBI証券や楽天証券などでは、MMFにあるドルのまま米国株を直接買い付けできることが多いです。

つまり、「暴落が来て『今だ!』と思った瞬間に、即座に買い向かえる待機場所」として、MMFは最強の機動力を持っているのです。
「現金」を持つことの本当の価値=心の余裕
投資の世界には「オプション価値」という考え方があります。
現金(またはすぐに現金化できるMMF)を持っているということは、「将来、何かが起きた時に、行動を選択できる権利」を持っているということです。
市場がパニックになり、みんなが「もう終わりだ!」と株を投げ売りしている時。
多くの人は含み損に耐えるのに精一杯で動くことができません。
そんな時、ポケットにたっぷりの「待機資金(ドル)」を持っている人はどうでしょう?
「よし、バーゲンセールの始まりだ」
そう思って、優雅に買い向かうことができます。
僕自身、2018年から投資を続けてきて痛感するのは、「精神的な安定こそが、長期投資を続ける唯一の鍵」だということです。
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株価が上がれば、保有株が増えて嬉しい。
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株価が下がれば、MMFで準備したドルで安く買えるから嬉しい。

どちらに転んでも「よし!」と思える状態を作っておくこと。
これが、長く相場と付き合い、家族を守るためのコツなんです。
まとめ〜焦らず、優雅に待とう
もちろん、ドルを持つことには「為替リスク(円高)」もあります。
しかし、将来的に米国株を買うための資金なら、円に戻す必要はありません。ドルのまま再投資すればいいだけです。
「資産の半分は円、半分はドル」といったように、通貨を分散させておくことが予測不可能な未来に対する一番の防御策になります。
【今日の戦略まとめ】
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株高の今は無理に攻めない。「休むも相場」の精神で。
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米ドルMMFなら、リスクを抑えつつ年5%近い金利が得られる。
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それは「暴落待ち」の最強の待機場所になる。
SNSを見ると「〇〇で億り人達成!」なんて景気のいい話が飛び交っていますが、よそはよそ、うちはうち。
大切なのは、あなた自身とあなたの大切な家族が夜ぐっすり眠れる状態で資産を守り、育てていくことです。

今は少し釣り糸を垂らして、静かにその時を待つ。
そんな大人の余裕を持った投資スタイルも悪くないと思いませんか?
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