東情勢が緊張して、日本市場もアメリカ市場も大きく揺れていますね。
「今すぐ売った方がいいのかな」「このまま積立を続けていて大丈夫か」——そんな気持ちが頭をよぎっていませんか?
僕のポートフォリオも年初から-2.18%で金額にすると結構な額が溶けていて、マネーフォワードを開くたびに「また下がったな」と苦笑いする日が続いています。
こういうとき、チャートをずっと眺め続ける人と、逆に相場から距離を置きたくなる人がいると思います。
僕は完全に後者のタイプ——チャートを見続けても判断の質は上がらないんですよね。
それより「自分はなぜ投資をしているのか」「次の局面でどう動くか」を整理する時間に使った方が、長期的に見てずっと価値があると信じています。
この記事では、そんな気持ちの中で2026年4月に僕が読みたいと思っている投資本を5冊紹介します。
「リスクオフで不安になりながら、それでも長期目線を崩したくない」という会社員・パパママ投資家の方に届けたい内容です。
この記事でわかること
- 相場が荒れているときに読むべき投資本5冊の内容と選んだ理由
- 長期投資家がメンタルを整えるための読書の使い方
- 積立を「やめない」ための考え方のヒント
- 1 相場の荒れた時期に投資本を読む理由
- 2 2026年4月に読みたい投資本5冊
- 2.1 ① 宮脇さき『世界の新富裕層はなぜ「オルカン・S&P500」を買わないのか』——インデックスは「出発点」にすぎないのかもしれない
- 2.2 ② 佐藤舞(サトマイ)『あっという間にお金はなくなるから』——「足りない」のはお金じゃなくて、別のものかもしれない
- 2.3 ③ 藤本茂『89歳、現役トレーダー 大富豪シゲルさんの教え』——投資歴70年の人が言う「日常の大切さ」
- 2.4 ④ 木内翔大『AIのド素人ですが、10年後も仕事とお金に困らない方法を教えて下さい!』——「入金力」を上げるという視点
- 2.5 ⑤ 国山ハセン『投資初心者の僕がプロたちから学んだ、正しいお金の増やし方』——元アナウンサーの泥臭い学び方
- 3 5冊を読む順番の提案
- 4 相場が荒れているときに積立をやめてはいけない理由
- 5 まとめ〜相場が荒れたときこそインプットの時間に
相場の荒れた時期に投資本を読む理由
最初に少しだけ僕の話をさせてください。
2018年から投資を始めて、そろそろ8年近く経ちます。
最初はFXで失敗して、その後インデックス積立と高配当株を軸にした今のスタイルに落ち着きました。
途中で暴落も何度か経験していますが、そのたびに「本を読んで考えを整理する」というのが自分なりのルーティンになっています。
チャートは何も語りかけてくれないけれど、本は語りかけてくれる。
特に相場が荒れているとき、
「他の投資家がどんな考え方をしているか」
「自分の判断軸は間違っていないか」を確認する手段として、読書は思った以上に効果があります。
「不安を誰かに整理してもらいたい」——その気持ちに、良い本は確かに応えてくれるんですよね。
2026年4月に読みたい投資本5冊
① 宮脇さき『世界の新富裕層はなぜ「オルカン・S&P500」を買わないのか』——インデックスは「出発点」にすぎないのかもしれない
出版社・発売日: KADOKAWA / 2025年8月26日
価格: 1,980円
タイトルを見て「えっ?」と思いましたよね。正直、僕も最初そう思いました(笑)
著者の宮脇さきさんは、20代で純資産4億円を築いた方です。
ただ、この本が面白いのは「インデックス投資を否定しているわけじゃない」というところ。オルカンやS&P500を「現代の貯蓄」と位置づけた上で、「それだけで富裕層になれるか?」という問いを立てているんです。
注目しているのが「待たない投資スタイル」という概念。
老後の30年後を待つのではなく、今必要なお金を手にするマインドセット——というのは、正直少し怖い部分もあります。
でも「市場平均はあくまで平均で、そこから外れるための視点を持つことが重要」という話はインデックス積立を何年か続けた後に感じる「もやっとした停滞感」にフィットしそう。
「ステージが変わると手法も変わる」という主張は、7年目の自分に向けられた問いかけのように感じています。
こんな人におすすめ
インデックス積立を数年続けて、次のフェーズを考え始めた人
② 佐藤舞(サトマイ)『あっという間にお金はなくなるから』——「足りない」のはお金じゃなくて、別のものかもしれない
出版社・発売日: KADOKAWA / 2026年1月7日
価格: 1,870円
タイトルがちょっとパンチありますよね(笑)
データサイエンティストのサトマイさんが書いた本で、「足りない病」という言葉に引っかかって気になっている一冊です。
「お金の不安は、数字の問題じゃなくて恐怖という生理反応だ」——この切り口が斬新です。
どれだけ貯金があっても「まだ足りない」と感じてしまうのは、金融資産の量の問題じゃなくて、心理的な構造の問題だという話。
「自分株式会社」という概念も面白くて、金融資産だけでなく、健康・人間関係・時間・心理的資本など10種類の資本をバランスよく育てようという考え方だそうです。
「将来の不安のために今を犠牲にしすぎていないか?」という問いかけ——ちょっとドキッとしませんか。
家族と過ごしている時間に「ちょっと相場が気になるな」と思ってしまう自分には、何か言ってくれそうで。
こんな人におすすめ
資産は着実に増えているのに、なぜか不安が消えない人
③ 藤本茂『89歳、現役トレーダー 大富豪シゲルさんの教え』——投資歴70年の人が言う「日常の大切さ」
出版社・発売日: ダイヤモンド社 / 2025年11月19日
価格: 1,870円
89歳・資産24億円・投資歴70年。このインパクト、すごくないですか(笑)
小説形式のビジネス書という少し変わった形式で、気になっているのが「投資は人間観察の延長」という考え方です。
チャートや数字だけじゃなく、「その企業の周りにいる人たちの葛藤を読む」というアプローチ。相場が荒れているこういう時期に読むと、刺さるものがありそうです。
「日常が最強の練習場」という話も興味深い。本業での人間観察、事務作業での規律感——それがそのまま投資の精度につながるという視点は、投資のためだけに時間を確保できない本業持ちには響く話だと思います。
僕自身、週4日リモートで働きながら朝5時半から活動しているので、「隙間で続ける投資」の考え方には共感する部分が多いんですよね。
こんな人におすすめ
本業・育児と投資を並行していて、時間が足りないと感じているパパママ
④ 木内翔大『AIのド素人ですが、10年後も仕事とお金に困らない方法を教えて下さい!』——「入金力」を上げるという視点
価格: 1,760円
受賞: 読者が選ぶビジネス書グランプリ2026 注目作
「投資本の紹介に、なぜAIの本が?」と思った方もいるかもしれません。でもこれが意外と投資の文脈で刺さる一冊なんです。
本書の主旨は「10年後の格差はAIを使う人と使わない人の間で生まれる」という話ですが、投資の観点から読むと「入金力の最大化」に直結します。
資産形成って、結局「いくら稼いで、いくら投資に回せるか」がベースになりますよね。
インデックス積立を続けていても、月々の入金額が増えると複利の恩恵は全然変わってくる。AIスキルで生産性を上げ、本業評価を高め、副業に使える時間を捻出する——「投資の勉強だけしていれば資産が増える」わけじゃないよなという当たり前のことを改めて突きつけてくれそうな一冊です。
ITエンジニアとして働いている身として、他人事にできない内容でもあります。
こんな人におすすめ
積立額を増やしたいけど、収入を増やす方法が見えていない人
⑤ 国山ハセン『投資初心者の僕がプロたちから学んだ、正しいお金の増やし方』——元アナウンサーの泥臭い学び方
出版社・発売日: 徳間書店 / 2026年3月27日
価格: 1,760円
TBSのアナウンサーだった国山ハセンさんが、投資の専門家たちから学んだことをまとめた一冊。
「プロに聞いて、自分のお金で試して、失敗から学ぶ」というサイクルを愚直に繰り返した記録です。
インデックス積立・個別株・不動産という多角的なポートフォリオを実体験ベースで語っていて、「投資って一つのやり方じゃないよね」という問いをあらためて考えるきっかけになりそうです。
著者の「逆張り思考で失敗しつつ、それを学びにして多角的に見る」という姿勢は、専門家じゃない人間が投資と向き合うときのリアルな姿だと思います。
実は、僕も2018年にFXで痛い目を見て、長期投資に舵を切った経験があります。失敗が前提にある人の話は、共感できるし、信用できる。だから読んでみたい。
こんな人におすすめ
投資初心者〜中級者で「いろんなやり方」を知りたい人
5冊を読む順番の提案
5冊をバラバラに読むより、流れを意識すると理解が深まります。
まず②サトマイさんの本で「お金と心理の関係」を整理して自分の不安の正体を知る。
次に①宮脇さんの本で「次のステージへの視点」を広げ、③シゲルさんの本で「日常の積み重ねこそが投資の精度を決める」という軸を固める。
④木内さんの本で「稼ぐ力=入金力を上げる視点」を加えて、最後に⑤国山さんの本で「失敗しながら泥臭く学び続ける姿勢」を確認する——という順番が、個人的には一番つながりがありそうだと感じています。
テクニック・メンタル・習慣・稼ぐ力・学ぶ姿勢。5冊がそれぞれ違う角度で「投資家として次のフェーズへ進む」ことを語っていて、今の荒れた相場だからこそ読む意味があると感じています。
相場が荒れているときに積立をやめてはいけない理由
ポートフォリオの含み益は減り続けていますが、積立を継続する方針は変えません。それは2018年から何度も暴落を経験してきた中で固まった判断です。
暴落は必ず回復してきた——その事実が、今の自分の「握力」を支えています。
ただ、それを頭でわかっていても、感情がついてこない夜はある。そういうとき、本は静かに語りかけてくれます。「自分だけじゃない」「この判断は間違っていない」と。
こういう時期に読む本が、きっと次の局面での判断の質を少し変えてくれると信じています。
まとめ〜相場が荒れたときこそインプットの時間に
改めて5冊をまとめておきます。
- ①宮脇さき
インデックス投資の「次のステージ」を考える - ②サトマイ
「足りない病」の正体を心理面から理解する - ③藤本茂
日常の積み重ねが投資の精度を決めるという視点 - ④木内翔大
AIスキルで入金力を最大化する発想 - ⑤国山ハセン
失敗を前提にした泥臭い学びの姿勢
相場が荒れているときほど、チャートを離れてインプットする。長期投資家として大切にしたいリズムだと思っています。
気になる一冊はありましたか?ぜひコメントで教えてください。
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