🌱 優待の本質は「企業と私たちの関係づくり」
その企業がどんな想いで生まれ、どんな困難を越え、どんな未来を描いているのか――物語を知るほど、優待は“ただの品物”から“応援の証”に変わります。
概要については以下のnote記事でも説明していますので、是非ご覧ください。
この記事でわかること
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9月に権利確定する 実用性+ストーリー性 を兼ね備えた優待銘柄
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最新の優待条件・必要株数・発送時期・注意点
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企業の背景にある「共感できる物語」
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投資判断に役立つ「使い倒しポイント」
📌 2025年9月の 権利付最終日 は 9月26日(金) の見込みです。
実際の売買前には必ず証券会社のカレンダーで確認してください。
日清食品ホールディングス(2897)
ストーリー
敗戦から“世界食”へ、安藤百福の執念
日清食品の物語は、戦後の闇市の行列から始まります。創業者・安藤百福は「飢えに苦しむ人を救う食を作る」と決意。
自宅裏の小屋で丸1年、毎日実験を繰り返し、1958年に「チキンラーメン」を完成させました。
さらに1971年、アメリカ人が袋麺をカップに入れてフォークで食べる姿に着想を得て「カップヌードル」を開発。ラーメンは“どんぶり+箸”から解放され、世界食へ進化しました。
晩年には宇宙食「スペース・ラム」を開発するなど、“食で人を救う”挑戦を続けたのです。
その精神は今も「食創為世(食を創り、世のためにつくす)」として企業理念に息づいています。
優待条件
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基準日:3月末/9月末(株数により回数が異なる)
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100株:3月末のみ、1,000円相当(商品/寄付/クーポン)
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900株以上:年2回、各6,000円相当(長期保有で増額あり)
使い倒しポイント
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食費節約はもちろん、防災用の備蓄にも最適
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寄付も選べるため「社会貢献×投資」の両立が可能
節約シミュレーション(100株)
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年1回=1,000円相当
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家庭では即席麺や冷凍食品を備蓄用にストック → 1食200円換算で5食分相当
ブルボン(2208)
ストーリー
震災から“地方のお菓子工場”へ
1923年の関東大震災で首都圏への菓子供給が途絶。
新潟の和菓子店主・吉田吉造は「地方からもお菓子を供給しなければ」と奮起し、1924年に前身の「北日本製菓」を設立しました。
工場火災など幾多の困難を乗り越えながら、地域と共に成長。1989年に社名を「ブルボン」と統一し、「ルマンド」「アルフォート」など誰もが知るブランドを築きました。
創業の精神は「おいしさ、思いやり、いつもいっしょに。」という現在の企業メッセージに受け継がれています。
優待条件
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基準日:9月末のみ
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継続保有:6ヶ月以上必要
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100株:1,000円相当(菓子・飲料詰め合わせ)
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5,000株:菓子+新潟産コシヒカリ5kg(計5,000円相当)
使い倒しポイント
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子どものおやつ・来客用に最適
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大口保有なら米も届き、家計の基盤も支援
節約シミュレーション(100株)
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年1回=1,000円相当
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「ルマンド」「アルフォート」など → 家族4人で月1回のおやつ代に相当
ニチバン(4218)
ストーリー
“小さな不快”をなくす技術者魂
ニチバンの代名詞「ケアリーヴ」は、従来の硬い絆創膏への不満から誕生しました。
開発チームは「素肌そのもの」を研究し、3年の試行錯誤を経て新素材を完成。柔軟で蒸れにくい、まるで第二の皮膚のようなフィット感が実現しました。その背景には「小さな不快をなくす」という姿勢があります。
創業1918年以来の粘着技術の蓄積は、セロテープや医療用製品にも展開されています。
優待条件
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基準日:9月末
100株以上+6ヶ月以上継続保有 -
内容:3,500円相当の自社製品詰め合わせ(絆創膏、セロテープ等)
使い倒しポイント
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救急箱と文房具の補充を一度に
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株主が“体験”することでブランドの良さが口コミで広がる優待
節約シミュレーション(100株)
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年1回=3,500円相当
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絆創膏(50枚入り)や文具一式 → 子育て家庭の“救急+文具”の年間費用をまるごとカバー
ヤマダホールディングス(9831)
ストーリー
生活の節目に寄り添う“街の電器屋さん”
ヤマダ電機は、進学・結婚・出産・在宅勤務など、生活の転機ごとに頼れる存在でした。小さな冷蔵庫から大型テレビまで、人生のステージごとに“伴走”するのが同社の物語です。
地方都市に大型店を展開し、住宅・リフォーム・家具・保険などにも領域を広げ、「生活まるごと提案する企業」へと進化しています。
優待条件
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基準日:3月末/9月末
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100株(9月末):500円券×2枚(計1,000円分)
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利用条件:1,000円ごとに1枚使用可能(最大50枚)
使い倒しポイント
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電池・電球など小物で50%オフ活用
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冷蔵庫・エアコンなど大型家電で数万円の節約インパクト
節約シミュレーション(100株)
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年2回=計2,000円分
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電池(1,000円)購入時 → 500円券使用で 実質半額=500円
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年間2,000円相当=小物家電4~5点分を半額で入手可能
王子ホールディングス(3861)
ストーリー
“木を使う者は木を植える義務がある”
1873年創業。元社長・藤原銀次郎の言葉「木を使う者は木を植える義務がある」は今も企業理念の核。王子HDは製紙だけでなく国内外に「王子の森」を保有し、植林→活用→再生の循環を続けています。
株主を巻き込む「植林イベント」や「文化活動招待」は、単なる還元策ではなく“共に未来をつくるESG経営”の象徴です。
優待条件
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3月末:1,000株以上・半年以上継続 → ネピア等の日用品カタログ
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9月末:5,000株以上 → 植樹応援イベント or コンサート招待(2025年から方式変更)
使い倒しポイント
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日用品で家計を直接サポート
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投資を通じて“木を一本増やす”体験が得られる唯一無二の優待
節約シミュレーション(100株)
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※100株では優待なし。1,000株(約80万円)で初めて対象
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参考:1,000株 → 3,000円相当のペーパー製品 → 家族4人の1〜2ヶ月分の消耗品代
5社すべて100株を持った場合の合計(世帯モデル)
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日清食品:1,000円
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ブルボン:1,000円
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ニチバン:3,500円
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ヤマダHD:2,000円
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王子HD:なし(100株では対象外)
➡ 合計:年間7,500円相当
世帯モデルケース
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単身世帯
→ 即席麺・お菓子・絆創膏+セロテープ・ヤマダでPC周辺機器が半額
→ 7,500円=1ヶ月の食費+日用品費の節約効果 -
夫婦+子ども2人世帯
→ お菓子はおやつ用、日清は忙しい夜の時短ご飯、ニチバンは子どもの擦り傷対応、ヤマダは電池・掃除機フィルターなど
→ 家族の年間レジャー1回分に相当する7,500円節約 -
親世代+子世代の二世帯同居
→ 食品・お菓子・日用品の消費が大きいため、実感度大
→ “ちょっと贅沢なおせち代”をまかなえる節約効果
まとめ
9月の株主優待は、ただ“もらえる”だけでなく、企業の物語に共感しながら節約効果も実感できるのが魅力です。
これらの優待株は、単なる“節約”以上に共感できる物語があるからこそ、長く保有したくなる銘柄です。
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100株ずつ保有で年間 7,500円相当の節約
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実用品中心なので「確実に使える」優待ばかり
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長期で持つと「社会貢献」や「ブランドとのつながり」も得られる
節約+共感=長期投資を続ける力。
優待株は、家計を助けつつ、私たちの心も豊かにしてくれます。
※注意
本稿は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資に関する最終的な判断はご自身の責任において行ってください。
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