1月のマーケットは、日経平均が史上最高値を更新するという歴史的な祝祭感に包まれました。
そして、同時に為替の急変や暗号資産のボラティリティという洗礼も受けた非常に濃密な1ヶ月でした 。
日経平均が史上最高値を塗り替えるという歴史的瞬間に立ち会えた一方で、月末には暗号資産や為替の急変という「マイナス」の部分も顔をのぞかせた1ヶ月。
私たち共働き子育て世代が、この荒波の中でどう資産を守り、育てていくべきか。
そのヒントを実績とともに振り返っていきます!
この記事でわかること
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激動の1月でも資産を守り抜いた「分散投資の知恵」
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NISAとキンカブを活用した忙しい世代向けの具体的な投資法
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資産約4,800万円の構成から学ぶ、急変に強いポートフォリオ術
※ 先月の記事はこちらです。よろしければご覧ください。
【2025年12月】資産運用実績サマリー
2026年1月の市況振り返り
今月は「何が相場を動かしたのか」を正しく知ることが、来月以降の安心に繋がります。
【日本株】史上最高値 53,000円台への到達
1月13日、日経平均株価は終値で史上最高値となる 53,549.16円 を記録しました。
政府による財政拡張や選挙への期待が「追い風」となりましたが、同時に債券利回りの上昇という「向かい風」も吹き始める非常に複雑な上昇局面でした。
【米国株】指数はプラスも高まる緊張感
S&P500は年初来で +1.4% と堅調な滑り出し。
1月のFOMCでは金利が 3.50%〜3.75% で据え置かれましたが、次期FRB議長人事を巡る観測などが市場のボラティリティ(変動幅)を高める燃料となりました。
【暗号資産】マクロ経済の波に呑まれる
ビットコインは中旬に 98,000ドル 近辺(日本円で約1,500万円超)の2ヶ月ぶり高値をつけましたが、月末にかけてはマクロ環境の悪化に伴い、一時 10%を超える急落 を見せました。
【為替】158円台からの「介入なき急落」
ドル円は一時 158.98円 までの歴史的円安を記録。
しかし、そこから当局の実弾介入がないにもかかわらず、介入への恐怖心(ポジション解消)だけで2営業日で約3%も急落し、154円台へと引き戻されました。
外貨建て資産を持つ私たちにとって、為替の「巻き戻し」の怖さを痛感する出来事でした。
資産構成ハイライト(2026年1月末時点)
1月末時点の我が家の総資産は、47,799,906円となりました。
前月比ではほぼ横ばい(+0.04%)ですが、暗号資産の急落という「マイナス」を好調な日本株の「プラス」が相殺してくれた形です。
資産クラス別の詳細構成
忙しい毎日でも「これだけ守れば大丈夫」と思えるよう、リスク許容度にもとづいた分散を徹底しています。
「攻め」と「守り」のバランス分析
パパママ世代の投資で最も重要なのは「眠れない夜を過ごさないこと」だと僕は考えています。
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守りの要(54.3%)
資産の半分以上を投資信託(全世界・S&P500など)に置くことで、特定の国や企業の不祥事に振り回されない安定感を確保しています。 -
攻めのアクセント(約30%)
日本株の個別銘柄や暗号資産、さらにはハイリスク・ハイリターンのFANG+などもスパイスとして組み込み、資産拡大のスピードを調整しています。
1月の市場は非常に気まぐれでしたが、この「コア・サテライト戦略」のおかげで心穏やかに過ごすことができました。
※ 過去に公開した僕のポートフォリオを紹介した記事です。よろしければご覧ください。
【資産公開】投資8年目。コツコツ続けたポートフォリオの全貌とそこから見えた「継続の答え」
今回は、僕の現在のポートフォリオ(資産配分)と具体的なパフォーマンスをすべて公開します。特別な投資スキルやノウハウ抜きに…
今月の投資アクション
1月は新しい1年の始まりということもあり、攻めの姿勢で資産を積み上げました。
特に意識しているポイントは、
「まとまった資金(NISA)」と「少額のコツコツ(キンカブ)」を使い分ける戦略です。
今月の入金総額は 40万円以上でした。その具体的な中身は以下の通りです。
① 新NISA枠のスピード活用
将来の「毎月配当」を狙って、今月は成長投資枠でSBI日本高配当株ファンドを多めに買い付けました。
※「毎月配当狙い」戦略についてはこちらの記事をご覧ください!
僕は資産運用のコア戦略として、全世界投資「オルカン」、米国株中心「S&P500」の毎月積立を、配当金や株主優待のお楽しみ…
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つみたて投資枠(10万円)
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eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー):50,000円
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eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):50,000円
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我が家のコア資産として、迷わず設定通りに継続です。
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成長投資枠(約22.7万円)
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SBI日本高配当株式(分配)ファンド:226,642円(複数回に分けて購入)
- ニッセイNASDAQ100インデックス:1,000円(VPOINTで購入)
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日本株の好調な流れ に乗りつつ、将来の配当金(キャッシュフロー)を育てるために、年初に厚めに配分しました。
来月からは2.5万円を毎月積立て予定です。
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② 忙しいパパママの味方「キンカブ(端株)」投資
タイミングを見て単元株の購入もしていますが、日本株のほったらかし積立枠としてSMBC日興証券の「キンカブ」を利用しています。
また、小口での購入にはSBI証券の「S株」も利用しています。
日経平均が最高値を更新する中、「今から100株買うのは高すぎて怖い」と感じる銘柄も多いですよね。
SMBC日興証券の「キンカブ」を使うと、1,500円〜2,500円という少額で16銘柄以上に分散して買い増しができるのでお勧めです。
この手法なら、ランチ1〜2回分の金額で「一流企業の株主」になれます。
暴落が来てもダメージは小さく、上昇すればその恩恵をしっかり受けられる。忙しいパパママにこそ、ぜひ知ってほしい「守りながら攻める」投資法です。
③ 「ほったらかし」が生む安心感
自分での売買だけでなく、SBIラップやWealth Naviなどの自動運用も利用しています。
1月は相場のボラティリティが激しかったですが、SBIラップが適切なタイミングでリバランスを行い実現損益を出してくれました。
仕事や育児でチャートが見られない間も、システムが24時間体制で資産を守ってくれる安心感は何物にも代えがたいですね。
パフォーマンス分析
1月の激動の相場を終えて、年初来リターンは +0.04% と数字だけを見れば「ほぼ横ばい」の結果でした。
しかし、その内側を詳しく分析すると、投資家が長く生き残るための大切な「気づき」が隠されていました。
なぜ、あれほどの乱高下の中で資産を減らさずに済んだのか。その要因を深掘りしていきます!
① 「分散の力」が暗号資産の急落を打ち消した
今月、僕のポートフォリオで最大のブレーキとなったのは暗号資産でした。
ビットコインは一時98,000ドルまで急騰したものの、月末にかけてマクロ環境の悪化から大きく調整しました。
しかし、資産の 54.3%を占める投資信託 と最高値を更新した 日本株(現物) が強力な「クッション」となりました。
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気づき
一つの資産が10%以上動いてもポートフォリオ全体では致命傷にならない。
この「心地よい分散」こそが、忙しい日常を不安にさせない秘訣です。
② 「為替の罠」への耐性が試された
1月は「158円台への円安」から「154円台への急落」という為替の恐ろしさを知る月でした。
円高に振れると外貨建て資産(米国株やBTC)の円換算額は目減りします。
ここで活きたのが、国内高配当株への投資です。
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気づき
資産の全てを「ドル建て(米国株など)」にするのではなく、日本株という「円建て資産」を一定数持っていたことが為替の巻き戻し局面での安定剤として機能しました。
③ 「自分より賢いシステム」を味方につける
今回の大きな収穫は、AI投資(SBIラップ)の働きです。
相場が荒れる中、システムが淡々と利益を確定して実現益を積み上げてくれました。
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気づき
パパママ投資家は「時間」が最大の敵です。
全ての判断を自分でするのではなく、リバランスを自動で行う仕組み(SBIラップやWealthNavi)をポートフォリオに組み込んでおくと感情に左右されない安定した運用に繋がります。
「日経平均が史上最高値だから」と慌てて全額を突っ込む必要はありません。また、「暗号資産が下がったから」と絶望して投げ出す必要もありません。
大切なのは「何が起きても家族と過ごす週末が穏やかであること」
そんなポートフォリオを組めているかどうかを、今一度確認してみてください。
まとめ
2026年1月は、日経平均の史上最高値更新という華やかなニュースの裏で、為替の急変や暗号資産の乱高下といった「投資の厳しさ」を再確認する月となりました。
しかし、どんなに市場が騒がしくても、私たちのやるべきことは変わりません。
激動の1ヶ月を経て見えてきた、来月への指針をまとめます。
1月の総括
総資産は 47,799,906円。目標とする5,000万円まであと一息のところで足踏み状態です。
今月の最大の学びは、
「資産を守る力は特定の銘柄ではなく、ポートフォリオ全体のバランスにある」ということです。
ビットコインの調整を日本株の高騰がカバーし、円高の恐怖を国内高配当株が和らげる。
この「相互補完」の仕組みこそが、投資家が長く投資を続けるための唯一の正解だと確信しています。
来月の目標とロードマップ
2月も「淡々と積み立てる」ことを最優先に、以下の3点に注力します。
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NISA枠の継続的な積み立て
年初の熱狂が落ち着いたとしても、eMAXIS Slimなどのインデックス投資は淡々と継続します。 -
キンカブによる分散投資
1,500円からの定額投資を続け、さらに多くの優良企業をパートナーとして迎えます。
高い時も安い時も一定額を買い続けることが、将来の大きな実り(配当)に繋がります。 -
キャッシュポジションの再点検
為替は「介入警戒」だけで数円動く気まぐれな存在です。
不測の事態に慌てないよう、家計の現金比率を適切に保ちつつ、チャンスが来ればいつでも動ける「心の余裕」を持って臨みます。
投資は、時に孤独で不安になるものです。
特に資産額が大きくなってくると、1日の変動額に驚くこともあるかもしれません。
最後になりますが、私たちが投資を続ける本当の目的を、一度見つめ直しすことをおすすめします。
投資は単に口座の数字を増やすことではなく、経済的な不安から解放され、「自分らしい自由な選択肢」を手に入れることが目的です。
相場が荒れ、情報が錯綜する時こそ、スマホの画面を閉じる勇気を持ってください。
ノイズを遮断し、自分自身の価値観や本来の目的へと立ち返る。そんな「心の静寂」を保ち続けることが長期投資家にとって最大の武器となります。
凪(なぎ)の日も嵐の日も、航路さえ見失わなければ、私たちは確実に目的地へと近づいています。
投資は確かに自己責任です。
しかし、その重い責任を引き受けた者だけが、自由な未来を掴み取ることができます。
来月も一喜一憂せず、規律を持って共に歩んでいきましょう!
