かぞく3人で「Leather Room Bluno」さんのレザークラフトワークショップを体験してきました。
ワークショップに参加した経緯は、妻の誕生日にプレゼントした”体験ギフト”で妻が選んだギフトがこのワークショップだったため。
ギフトは1名のみ申し込みできるところ、僕と娘を追加で申し込んでくれたので一緒に体験することができました。
Leather Room Bluno さんについて
場所と外観について
Leather Room Bluno さんは、神奈川県茅ケ崎市の辻堂駅西口を降りて海側に向かって10分程歩いた住宅街の一角にあります。
お店は2階建て築60年の空き家を、オーナーの宇野さんがセルフリノベーションし、アトリエ兼ワークショップスペースに作りなおしたそうです。
入口や玄関など、植物や可愛らしいインテリア小物がセンス良く置かれています。
建物自体は古い古民家ですが、外観や内装がセンス良くリノベーションされており、アトリエはとてもお洒落で居心地のいい空間になっていました。
照明も落ち着いていて、とってもリラックスできます。
アトリエの前には車が数台止められる駐車場があるため、車でのお出かけもOK。
通りからアトリエに向かう細道に入っていくとトランクルームのコンテナが見えるので、それを目印に進めばすぐ見つけられます。
日頃の疲れを忘れて、思いっきりレザークラフトが楽しめますよ!
こだわりについて
Leather Room Bluno さんでは、オーナー自らが教える手縫いのワークショップを中心に、イタリアンレザーでつくられたオリジナルのバッグや財布、名刺入れなどの販売もしています。
また、使われている素材は染料に植物成分のタンニンのみ使用しているイタリアンレザーを使っているため、アレルギーなどを持っている方でも安心して使うことができるとのこと。
安心・安全な素材を使ってすべて手縫いで作っていたり、ワークショップでのものづくりを体験できるようにするなど、レザークラフトの”優しさ”や”楽しさ”を伝えたいというオーナーのこだわりを感じました。
レザークラフト体験ワークショップ
それでは、ここではワークショップで実際に体験したレザークラフトについて紹介したいと思います。
体験できるレザークラフトについてはお店のワークショップメニューで詳細に説明されていますが、たくさんの中から自分が作りたいものを選ぶことができます。
値段はトートバックなど大きなものは\24,000から、小さなキーケースなどは\5,000くらいから作ることができます。
時間については2時間から4時間(トートバックの場合)程度で体験することができます。
今回は自分たちはキーケースを選んでみました。
材料
キーケースの材料はカットされたイタリアンレザー3片(ケースの外側、内側のアクセントパーツ、リング留め)、キーをぶら下げるリング、それにケース留め具になります。
イタリアンレザーのカラーについては、バリエーションが豊富に用意されています。
また、レザーは色によってやや厚みが違っていたり、細かな違いがありました。
選ぶレザーによって経年による風合いが変わるようなので、オーナーさんの説明を聞きながらじっくり選びました。
どう変化していくかを考えながら選ぶ時間もいろいろ想像が膨らみ、とても楽しいものになると思いますよ!
作り方
今回、9歳の娘が一緒に参加したのですが全く問題ありませんでした。作り方はとっても簡単です。
オーナーさんが丁寧に教えてくれるので、よほど不器用ではない限り、誰でも上手に作れると思います。
大まかな作成の工程は以下の通りです。
① 内側のアクセントパーツを加工・張り付ける
キーケースの内側に縫い付けるパーツがあるのですが、まずはこのパーツの外周にくるっと、小さな穴をあけていきます。
やや斜めに穴をあけていくのがポイントらしいのですが、角度を均等に保つのが最初は難しく感じました。
穴をあけ終わったら、張り付ける面の外側に薄く接着剤を塗り、ケース本体の内側に貼り付けます。そして張り付けたあとは、挟み込む道具でパーツ同士を強く押し付けて圧着します。
② ケース外側(ケース本体)にアクセントパーツを縫い付ける
①で張り付けたアクセントパーツをケース本体に縫い付けていきます。
縫い付けるまえに糸を選ぶのですが、糸のカラーも豊富に用意されており、選ぶ色によってだいぶ印象が変わってきます。この色を選ぶのもとっても楽しかったです。
色を選んだあとは糸を通した2つの針を使って実際に縫っていくのですが、縫っている間はとても集中するので気持ちがすごくリラックスできます。
こういう作業って集中して無心に取り組むので余計なこと考えなくなるんですよね。日々の生活で悩みがちな方はこういった作業を体験するとリフレッシュできると思います。
それと、縫い付けについてももちろんオーナーさんが丁寧に教えてくれるので誰でも上手にできますよ!
③ ケース外側(ケース本体)にリングを取り付ける
次に、ケース外側にリングを取り付けます。
事前に用意した小さなパーツを丸めるようにしてリングを巻き込み、ケース外側のパーツに接着剤で止めます。
止めた後はアクセントパーツを止めたように道具で挟み込み、固定したあとに縫い付けを行っていきます。
キーケースと一緒に写っているのはお店で販売していた「キーカバー」です。
一つ\500円だったので、あとで一緒に購入しました。
キーカバーをつけると見た目もグンと良くなり、キーも回しやすくなるのでとても実用的です。
④ ケース外側に留め具をつけ、エンボスで飾る
ここまで作ったらほぼ完成です。
最後にケースを止める金具を取り付けてもらって、アクセントを加えるためにエンボスを打ちます。
エンボスはアルファベット以外にも可愛らしい模様やキャラクターがあるので、好きなものを選んで飾っていきます。
ここまででおよそ、1時間半から2時間くらいでした。
簡単に書いてあるのですぐに終わってしまうような印象ですが、実際にはオーナーや家族(もしくは友人、恋人)とおしゃべりをしながら楽しい時間が過ごせると思いますよ!
気になった方は是非ワークショップを申し込んでみてください。絶対楽しめると思います!
ワークショップを体験して
今回、初めてレザークラフトを体験しましたが、あらためて”モノを作る楽しさ”を感じることができました。
このワークショップを体験することで、自分の手だけで作り上げるってこんなに楽しいんだってことに誰もが気づかされると思います。
この日のワークショップは僕たちの家族のほか、カップル2名と若い夫婦(奥さんはお腹にお子さんがいるようでした)が体験にきていて、みんなとても楽しそうでした。
同じ時間を共有して記念の品を作るのって、ほんとに忘れられない思い出になりますよね。
作ったレザークラフトは年を経ることでますます味がでるので、最高の思い出の品になると思います。
ここで体験したレザークラフト、とても楽しかったのでまたやってみたいと思います。
体験したあとに
Bluno さんは海岸からあまり離れていませんので、レザークラフト体験を終えた後は、海岸にでて海を楽しむことができます。
また、茅ケ崎の海岸からは江の島を望むことができ、最高の眺めでした。
車できているのであれば、近くにある 神奈川県立辻堂海浜公園 の駐車場に車を止めて海を楽しむのがおすすめです。
僕たちもレザークラフトのあとに海岸にでて、2時間ほど海辺で遊びました。
家族ずれはもちろんですが、レザークラフトを楽しんだ後に恋人同士で海岸を散策、なんてプランも素敵だと思いますよ!
Leather Room Bluno (ブルーノ)/サイトアドレス http://www.bluno.net/
〒253-0022 神奈川県茅ヶ崎市松浪2丁目9−62
営業時間 AM9:00〜PM20:00